この地域には、縄文・弥生時代の遺跡などが数多くあり、中世の館跡や江戸時代初期に造営された神社と参道の杉並も現存し、古くから重要な地域であったことが推定される。
学区は宮城県南西、蔵王町の北東部にあり、北は平沢小、南は永野小、西は遠刈田小の学区で、東は村田町に接する。南北に平地が続き、東西から丘陵に囲まれている。
現在の学区は、塩沢、円田入、円田中、円田表、北境、東根の6地区から成り、総面積は約1,357haで世帯数は約540戸、人口は約2,300人である。
学区内の標高70m前後の平坦地には水田や畑が広がり、東西の丘陵地帯では果樹栽培が盛んで、酪農も行われている。保護者の多くは、近在の工場などで働きながら兼業農家である。地域・保護者の学校教育への関心は高く、積極的な協力や援助を惜しまない。
児童は明朗・快活で素直でまじめである。主体性・自己表現力の育成が課題である。